人生そのⅠ

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はーい、12歳になったハクでーす。 え?飛ばし過ぎるだって? だって特に面白いイベントだって起こらないしつまんないでしょ。 あ!クロと僕がイチャイチャしている話しなら、 ギュー←縛られている音 ごめんなさい、ごめんなさい、だから許してクロ! もうしませんからその影達を離してください。 えーと、ゴホン、本当は6歳から学園に入らないといけないんだけど僕は入らなくていいことになりました。 ルースさんが学力診断テストと、いうものがありまして受けてみました。 全教科満点でした。 皆さん拍手ー! ネタばらしすると、前世の記憶持ちの特権です。 前世の魔法使いさんと徳山理緒さんは滅茶頭が良かったようです。 まぁ、流石にこの世界の歴史と地理は勉強しました。 1週間で。 というわけで学園の初等部、中等部は入らなくていいそうです。 で、今僕がどこに行くかというとギルドに行きます。 出ましたー!異世界名物の冒険者ギルド。 勉強の次は力ですよね。 楽しみ、楽しみ、楽しみだー。 ……なんか見た目が成長して、中身が幼稚って結構いたい。 大きい建物の重いドアを開けると 目の前には受付カウンターがあった。 受付カウンターまで歩くと僕を見る周りの目線が多い。 この白銀の髪ってそんなに目立つかな? というか元々僕の髪の色は黒だ。 あんなストレス環境にいたら黒髪が皆、白髪に変わっちゃた。 だから白銀の髪と言うより白髪なのにルースさんとクロがダメという。 なぜ? 受付嬢「いらっしゃいませ。用件の方は何でしょうか?」 ハク「ギルド登録に来ました。」 受付嬢「はい、わかりました。では、こちらに名前、年齢、属性を書いてください。」 用紙に全て書いて受付嬢に返した。 属性はある理由で書けないので、適当に風、無属性と書いた。
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