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イライラする......!!あいつ殺してぇ......!!
俺の光輝に触れんじゃねぇよ......!!
麻木はいつも、光輝にベタベタくっついてる。
親友だかなんだか、知らないけど、最近光輝と話すこともできてぇし......!!
「光輝......!!」
「ハイ......。何ですか......??」
「来いよ......!!」
俺は、光輝の腕を掴んで引っ張っていこうとした。
「まてよ!光輝をどこに連れて行く気だ!!」
光輝の腕を麻木が掴んだ。触れるな触れるな触れるな!!!!
「お前には関係ねぇだろ!!いい加減、光輝の手を離せよ!!」
そう言って、俺は無理矢理、麻木の腕を光輝の手から離した。
「来いよ!!」
「え、ちょっ、なんで??上山君??」
俺は人気のない場所に、連れて行った。そして、俺達がいなくなったあの静かな廊下で麻木が電話で
「え??上山は________のために光輝に近づいたんですか??ハイ、わかりました」
そう言って、麻木は電話を切った。そして、冷たい憎しみのこもった目をして言った。
「上山、お前はそのために光輝の気持ちを利用してるんだな......。俺が喉から手が出そうなほど向けて欲しい感情を向けてもらってるのに、それを.....!!お前だけは許さない!!俺は光輝を奪う.....!!」
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