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ジンと激しい戦い(いや、最弱を決めた戦いなのだから別の人から見ればチープな争い)を繰り広げた翌日。 俺たちは講義もそこそこに放課後ドロリゲス達に指定された場所に来ていた。 「…なあ、やっぱ俺たちレイナ達を怒らせたんだよな?」 ジンが不安そうな顔で俺の方を見つめる。 側から見れば、ジンってそっち系?としか見えないが、これには深い訳がある。 「かもしれない、な。なんせリオやネルでさえ一言も口を聞いてくれないんだからな」 そう、昨日あんな感じで別れたが、一晩経てば何事もなかったかのように笑えるだろうと思って学園に行くと、まさかの3人ともが無視。 喋りかけようとすれば席を立ち、追いかければ、本気で逃げる。もちろん俺たちは追いつけない。 講義の時間も別々になり、俺たちは二人して急に不安を感じでいるのだった。 いやはや、これで負けたら俺たちは二度とレイナ達と一緒にいれない気がする。 「とりあえず目の前のことに集中だ。絶対負けてたまるか」 半分はプライドによるものだが、何と言っても、レイナ達と別のルーンになってしまうというのが、今だに考えられない。 俺とジンが深呼吸をしていると、後ろから2つの気配がした。
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