最終話

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土曜日の朝。僕はいつものように、遅めに起床し洗濯機をまわした。 ごはんを食べ、掃除をする。 洗濯物を取り出し、バルコニーへ行く。 バルコニーに出ると また、早苗の好きだった柔軟剤の香りが風に乗ってくる。 僕は部屋の外に出て、目の前の道路からバルコニーを見渡した。 3階の部屋のバルコニーには、見慣れたバスタオルと 白いTシャツが風になびいていた。
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