ドリームキャッチャー

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「あらっ、マコトちゃんっ。久しぶりのカモじゃないのっ」 お前もオカマかい! 奥からもう一人のオカマが出てきた。 こっちのオカマは、まだメイク前なのか、ナチュラルメイクなのかわからないが、短髪で男なのがよくわかる。 小指を口につけながら喋り、話しの語尾に、っと小さい、っをつけているのが特徴的だった。 「そうなのよん~リョウちゃん、しかもけっこうイケメンじゃないん~ ただ、童貞臭がするわねん」 「そうねっ、まあいいわっ。 さてっ、カモ様っ、いや、お客さまっ、このドリームキャッチャーにどんなご依頼ですかっ」 オカマ、二人に見つめられ、さらに腕は、語尾にん~とつけるオカマに入ったときから、ずっと掴まれっぱなしだ。 仕方がない。用件だけ話してすぐに帰ろう。 僕は、生まれてから彼女ができたこともなく、童貞だということを正直に話した。 そして、もう少しで誕生日と成人式があり、それまでに女の人を抱きたいことも伝えた。 オカマたちの反応を伺う。
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