えーと

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でもね、僕はずーっと見えていたんだ。 いや、ずーっとじゃなかったかもしれないけど…… でもやっぱり僕の視界にチラチラと黒いもやが動いてた だから、コックリさんを知らなかった僕でも嫌な予感はしてたんだ この頃は霊感はなかったはず… だけど見えていたあれはきっと、 おばけ、ってやつなんじゃないかな? まあ、話を戻すとコックリさんに飽きちゃった皆は紙を丸めて捨てておしまい。 次々と親は迎えに来て、僕はモヤモヤしながらもその日は何事もなく帰った。 そう、僕は…ね。 つぎの日、 学校に行くと僕以外の3人は学校を休んでた。 一人は事故による骨折 二人は急な発熱 流石におかしいって思ったよ。 後々、母親にコックリさんの意味を教えてもらってびっくりした あれは降霊術 人がやってはいけない 見えない人も出来てしまう 遊びなのに一歩間違えたら命懸け 今になってゾッとする 僕は、死人を、呼んだんだ。
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