第1章

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1.別れと出会い -誠「なぁ、欄人」 珍しく真面目な顔して話し始めたのは俺 の幼なじみの柊 誠(ひいらぎ まこと)。そして俺は橘 欄人(たちばな らんと)。 欄「ん?」 誠「今年の冬は絶対雪だるまつくろうぜ!」 欄「あ?なんで?」 誠「まぁいいから!約束な!」- そう言って誠はその日のうちに… 死んだ…そして月日は流れ、約束の冬が来た… 欄「誠…一緒にって言ったくせに…」 ?「あのー…大丈夫ですか?」 欄「誰?」 ?「あっ!すいません…僕は黒代 慎(くろだい しん)です!あの…なんか 元気がなさそうだったから…」 欄「別に…」 慎「そうですか!あれっ??雪だるま作ってたんですか?」 欄「あぁ死んだ幼なじみとの約束だから…」 慎「そうですか…では、僕も手伝います」 欄「は?」 慎「1人では風邪ひきますよ」 これが、俺と慎の出会いだった…
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