第1話

第1章

2、欄人とは？

次の日学校に行くと…
雷「よぉ、欄人…って…風邪か？」
欄「あぁ…昨日雪の中に一日中からな」
雷「おい…なんでそれで来た」
欄「別に熱は出てないと思うし…」
雷「どれどれ…ってあっつ！？」
欄「そうか？」
雷「さっさと保健室いけ！バカ
！」
欄「すまん…」
そう言って保健室へ行くと…
ガラッ
欄「ういっす…せんせーねつー！」
先「なんだ？お前もか…」
欄「も？」
先「あぁ…つい今来てな
ほら」
欄「あ」
慎「あっ！」
先「なんだ？知ってんのか？」
欄「あーはい…少し昨日…」
先「なんだそれなら話が早いな…お前ら帰れ ついでに同じ方向だから欄人送ってやれ」
欄「えー？俺も一応病人なんすけど…」
先「お前は大丈夫だろ」
欄「うわーひどっ！」
先「はいはい…はやくかえれー！」
欄「ういっ！あっそうだ！また帰り遅くなんだろ？」
先「まぁな」
欄「だったら 飯冷蔵庫に入れとくから」
先「いつもすまんな…」
欄「いいんだよ
母さん」
先「こらっ！母さんって呼ぶんじゃない！」
欄「じゃっ！さいならー！」
スタスタスタスタ
先「まったく…」

慎「あのー…」
欄「ってかあんた同じ学年だったんだ」
慎「えっ？あっはい」
欄「よろしく。まぁ お前は明らかに一般人だからよろしくはないか…？」
慎「えっ？」
欄「あれっ？知らない？Black Tigerって」
慎「あの 有名なダンサーグループ？」
欄「うん。それのリーダーやってんだけど…」
慎「えぇっ！？」
欄「ははは」