第4章

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夢のような方だから 夢のように消えるのです その定めを知りながら 捲られてきた季節の頁 落ちては溶ける粉雪みたい 止まらない想い 愛さなくていいですから 遠くで見守ってて下さいませ 解らないのですか、強がってるんですよ だけど繋がっていたい 癪ですが貴方を好きだから もっと泣いて笑えば良かった バカだとか気にするなとか言って下さいよ 貴方に逢いたいです 初めてでした、これまでの日々 間違ってないと思えたこと いつも柔かな陽だまりみたいな その笑顔 生きる道を照らしてくれました 心の闇の雨に傘をくれたのは 貴方だけだった… 愛せなくていいですから ここから見守ってます 強がって、けど繋がっていたい 同じ月の下で同じ涙流した ダメだと離れたくないと ただ一言 ただ言えなくて いつか私の生命の旅が終わる その時も祈るでしょう 貴方が憧れていた 「あなた」であることを その笑顔を幸せを 愛さなくていいですから 遠くで見守ってて下さい 解って下さい強がってる事を 繋がっていたい事を もっと泣いて笑えば良かったのでしょうか バカだなとか気にするなとか言って下さいよ 貴方に逢いたくて 貴方をただ愛しくて ※こちらは鬼灯視点です。
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