第5章

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「違ーう! お前を迎えに行ってたんだよ!」 「嘘おっしゃい。 それなら私と遭遇する筈です」 一本道なんですから。 「足りない薬草があったから地獄に行ってたの!神獣になって!」 「それで すれ違っていたら元も子もないでしょうよ」 気付かなかったのですか? というか、何の為の目ですか? 「なんか一生やってろって思うのは俺だけ?」 桃太郎の呟きに兎達は一斉に頷いた。
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