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あれから2時間近くたつのに、母からの連絡は無かった。
遅くなる時は、必ず連絡をくれるのに…
辺りは、すっかり暗くなっていた。心配になった明美は、外の様子を見に行った。
すると‥
「こんな所で何してるの?お姉ちゃん!」
「美鈴!お母さん見なかった?」
「お母さん?見るわけないじゃん!私、今 帰って来たんだよ?」
そうだった‥美鈴は参加してないから、お母さんが 何処行ったかなんて知らないよね‥
「お母さんがどうかしたの?」
「まだ帰って来てない‥連絡も無いし、電話も繋がらない‥」
美鈴が笑いながら、
「どっかで、お茶でもしてんじゃないの?
疲れた~って言いながら!」
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