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「そんなに心配すんな!
お母さんの事だから
実家の弟の所にでも、行ってるんじゃないか?まだ 9時だろう?」
「でも‥連絡してこないって変じゃない?
待ってる!って、言ってたのに、居ないなんておかしいよ!」
明美の言い分に、父は
やっと重い腰を上げた。
そして、何件か電話を掛けた後、首を傾げながら
「お母さん、来てないそうだ…。変だな?後、何処に行くっていうんだ?」
「こっちが聞きたいよ!」
明美は、段々苛立ってきた。
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