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歩きながら、娘の事を想う。
お母さんは
あなた逹にとって、良い母親だった?
明美 美鈴‥
もう一度、 逢いたいなぁ
貴方の声が聞きたい‥
あなた逹の笑った顔が見たい‥
今 どうしてる?
涙が頬をつたう。
悲しくて 悲しくて‥切ない。
こんなふうに会えなくなるのなら、
もっともっと、伝えたい事が沢山あった…。
明美 美鈴 ごめんね。
歩き続けていると、人も少なくなり
やがて 広い草原に着いた。
見渡す限りの草原…
月明かりの様な草原に、私は寝転がった!
あれから だいぶたったろうに、お腹は空かない。
ここでは、時間の流れが違うのだろうか?
もう どっちに進んでも同じなので、
私は、静かに目を閉じた。
せめて夢の中で、家族に逢いたいと思ったからだ。
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