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フォル「ははっ、そうでもないですよ」
ロンデル「いやいや、そうでしょうとも」
馬があったみたいだ、お友達ができてよかったねお父さん、なんて思ってたら御父様の挨拶が聞こえて、パーティーが始まった
「……」
人々が波のように王族へと押し寄せる、いや 津波だな…お坊ちゃま方は目がギラギラしてますし…コワッ!!お姉様狙い確定ー!
フォル「明奈、行くぞ」
「はい、お父様」
『ええっ、行くの!?あの人混みのなかに突っ込むの!?』なんて言葉は口にも顔にも出さず、淑女の顔に隠す…猫被ってニャンニャン行きましょうか…ええ
ロンデル「では、私も行きましょうか…」
そうですよね、めんどくさいッスよね!!いやーイルレミル公爵様とは、気が合いそうだわ
「少しお待ちいただけますかな、息子を連れていきますので」
フォル「分かりました、では彼方で待ちましょう」
ボク達は壁際に移動、公爵様は挨拶を終えた御令嬢方が集まる場へと突入していった
「すごい人混みですね、御令嬢方の目がギラギラしてます」
フォル「王族は王女だからな、御令嬢は公爵や侯爵の御子息を狙うんだ」
やっぱ貴族の世界って、弱肉強食の世界なんだね…
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