終了と新たな世界への道… そして悲劇…

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俺は、高校に補欠合格した。微妙な気分だ。結果的には、合格した。結果良ければ全てよし。そして卒業式の日終わり頃に桜がくるその流れで高校の部活見学に行く予定だった。 「お~いこっちだよ~」 桜は、工事現場の前で手を振っていた。その時だった。工事現場で動いているクレーンが鉄骨にあたり大きく揺れ崩れた。工事現場の前にいた桜は、当然のようにのみ込まれた。あっという間に俺の前には、でっかい鉄の山ができた。 俺は、鉄の山から桜を助ける為に駆け寄り鉄の山に挑もうとした。一人の力では、何もできずとても悔しい、だが見ていた人達が集まり手を貸してくれた。18分後桜は、見つかった。だが右足が切断されていた。俺は、近くのコンビニに走り氷とでっかいゴミ袋を金も払わずにもって桜のもとに走った。切断された方を冷やしておけばくっつく可能性があると聞いたことがあったからだ。俺は、切断された桜の右足をゴミ袋にいれ氷で冷やした。桜は、生きているがピクリともしない。
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