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俺は、駅前でチコねぇと待ち合わせし桜のいる病院までいった。病室に入り桜の様子をみたチコねぇは、泣き出した。なんとなくチコねぇが泣くとわかっていた。あの現場には、真矢も良二もチコねぇもいた。3人は、あまりにも大きな事故で、ただ立ち尽くしてるだけだった。チコねぇは、桜に語りかけるように話だした
「さく…ら…ちゃん…足…もう…ないの?さ…くらちゃ…ん…わ…らって…?おね…が…い…何か…しゃべって?…ごめ…んなさ…い…ごめんなさい…さくらちゃん」
チコねぇは、あの時桜を助けにいかなかったことを後悔していた。
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