第1章

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ガラッ 扉の開く音がして、視線を扉に向けた。 そこには担任の先生が教材を持っていた。 「はい、朝学始めろよ」 そう号令が入り、皆は慌てて席についた。 朝学のプリントをとり、シャーペンのカリカリという音が静かな教室に響いた。 「なぁ?佐々木をさ?わらかした方が勝ちな」 と意味不明か声が聞こえ、前をみた。 そこには先ほどのチャラチャラ系男子が変顔をしていた。 普通は全然面白いない。 でも、見られてるって思うと無償に笑いがでてきた。 少し笑ってしまうと彼は「よっしゃー!笑った!佐々木笑ったで」 と大声でいった。
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