第1章

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すると周りの人は私に注目をしだす。 さ…災厄。 まじこの男しね! まぁ。確かに面白くないものに笑ってしまった自分も悪いけど、大声でいわなくたって… はぁ… 誰にも聞こえない溜息をした。 「なぁ?もう1回やらん?」 そういいまた変顔してきた。 なんなん。コイツ。 めっちゃ腹立つ!! よし!絶対笑ってやるもんか! そう意気込みを入れ、笑わないように口に手を添えて真顔で見つめる。 「うわっ!佐々木笑った!」 とはたまた大声で言った。 はぁ?笑ってねーし。 つか、逆に真顔だし。 嘘つくなよ。 そう思ったが言えるはずもなく、黙り込んだ。 するとまた先ほどの様に私をチラチラと見てくる人がいた。 もー…やだ! そう思いうつ伏せに寝転がり、窓を見つめた。 あ…なんか眠気が… そう思い重たいまぶたを閉じた
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