第1章

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キーンコーンカーンコーン… チャイムが鳴り響き、目を開けた。 「ん…あれ?今n「いつまで寝てるん?」 今なんじ?と口を開こうとすると、誰かに私の声が遮られた。 「え…」 そういい目をパチクリさせる。 「今は三限目の体育やで?つか良く寝たね?」 と私を見て笑ってきた。 逆光でよく見えないけど、男性っぽい。 「…三限目か…」 そうつぶやきもう一度うつぶせになり目を閉じた。 「はぁ?!…ぅえ!?寝るん?」 そういい声を荒らげて、私の事を揺すってきた。 はぁ…眠いのに。 どうせ授業が始まったなら、別にいいし。 眠いから寝る! ってか逆にこの男子なんでココにいんの? それが謎すぎ。 「ほら!早く起きてっ!」 そういいゆさゆさと体を何度も揺する。 「もうっ!何?」 そういいいきよい良く顔をあげると、逆光のせいで見えなかった顔が良く見えた。
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