第1章

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「じゃあ皆自己紹介やろっか。ちなみに俺は、中山理人です。皆からは、リッヒーと呼ばれてます。皆敬語使ってないけど、いちよ先生やねんから、使ってな」 といった。 すると教室は瞬く間に騒がしくなった。 「いちよ…って。ってか、先生やったんやー」 とか様々な声が飛び交った。 「はいはい。次皆やで。じゃあ1列目から」 そう中山先生がいった。 私は3列目の窓から2番目の席だからまだ安心。 するとどんどん当てられていき、とうとう私の出番。 「佐々木美穂です。えっと…よろしくお願いします」 そういい席についた。 「ははっ。佐々木は相変わらず硬いなー」 そう先生は、乾いた笑顔でいった。
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