第2章
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左肩に刻まれた刻印を削り落とし歩き出す。 兄貴を、助けるんだ。 あの手を…もう離さないために… 『もう俺は試作品じゃない。俺はテイだ。兄貴の弟。奪われた兄貴を助けに行くんだ。俺はテイ。弟。奪われた。助ける。俺は…』 自分を保つため心の中で反芻し唱え続けた。 兄貴を奪われた今、俺が俺を保つ方法はこれしかない。
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