第2章

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足には目の前にいたものとは別のスライム状の物体が絡み付いていた。 その物体はじわりと足を這い上がってくる。 「う、うわぁぁああっ!?」 動く度に体に鳥肌がたつ。 気持ち悪くて足を振るうがびくともしない。 「何なんだよ、コイツっ!?」 カズヤが声を上げる。 居た場所とはまったく違う所で謎の物体に襲われる。 ……夢なら覚めてくれ! そう願った時だった。 バシュっ 目の前にいたスライム状の物体が弾け散った。
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