dolcissimo

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「…んっっふっ…。」 「…やめっ…。」 「っ……ハァっ…。」 「いっ…ぃぃっ…。」 歯を食いしばり、快楽の波を堪える直人の姿は扇情的で、もっと見ていたい。 だけど…もう限界だよね… 意志の強い瞳も… 今は 潤み、酔っているかのようにトロンと溶けているもの。 僕は直人に囁く… 「どうして…欲しい…?」 吐息と共に直人は…イカセテホシイと僕に願う。 その声に姿にゾクリと震えが走る。 あなたは知らない、その香り立つような色香が僕を酔わせる。 これでは彼方を怒れない…だって僕はこう尋ねてしまったんだ。 「いいよ…叶えてあげる。その為に直人のココが必要なんだ。」 グリッとそこを刺激すれば直人は綺麗なファルセットを奏でた。 それでもなかなか首を縦に振ってはくれない直人に… 僕はほんの少しだけ刺激を強める。 「あっ……あっ…あっンンっ……っやっ……。」 だんだんと強くなるファルセット… そして 直人は一粒涙を流し… 「く…おん…は、イジワルっだ。かな…たは、ごっ強引だっけど…くお…ん、イジワル…だ。」 小さく縦に頷いた。
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