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痴態の残る身体を綺麗にし、ベットに横たえる。
目尻が赤く腫れているのは…いっぱい啼かせた証拠…。
僕は、その柔らかな金色の髪に指を絡めて口付ける。
「ごめんね、直人。でも、直人も悪いんだよ。」
魅力的過ぎる。
甘く響かせるファルセットも…
音に合わせて踊るように揺れる腰も…
僕の理性を狂わせた。
小さく開く唇に軽く口付けて、僕はカゴの蓋をあける。
すると
ノソノソと静かに歩み出て、それは直人の身体に寄り添う。
「君も直人が気に入った?」
そう聞くと金色の瞳を僕に向けたが、すぐに…暖かな直人の吐息を感じながら瞳を閉じた。
「君もツレないなぁ…。でもそこが気に入ってるけどね。そう言って優しく頭を撫でる。」
お休み、直人…。
良い夢を見てね。
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