第1章

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―ファルス村 ティアラ 「セインガルド領地から抜け出せたわね」 リトル 「な…んとかね…」 ティアラ 「血が欲しいの?」 リトル 「うん…」 ティアラ 「仕方ないわね…。内緒にしてたけどね、血が切れない身体なんだ。気持ち悪いでしょ…」 リトル 「そうなのか…飲んでいいのか?」 ティアラ 「うん。おいで?」 血が旨い。 ティアラ 「うぅ…」 リトル 「ふぅ…これだけ飲めば2日は持つよ…ありがとう」 ティアラ 「吸血鬼なのに優しいんだね。優しい人は嫌いではないよ?」 リトル 「え…?」 ティアラ 「す、好きなのよっ!」 あまりに衝撃的な発言だった。 交際してから2ヶ月後 リトル 「やっと着いた!ファジー村かぁ!かなり都会っ!」 ティアラ 「そうね…すこし席を外すわ」 ティアラ 「はい。いま吸血鬼めを捕らえてる状況です。わかりました。」 ティアラ 「お待たせ!」 リトル 「あぁ、お帰り」 ティアラ 「宿でも泊まる?」 リトル 「うん。そうしよう」 宿屋にて ティアラ 「お茶でも飲む?」 リトル 「あぁ、そうするよ。ありがとう」 僕は見てしまった ティアラが何かを入れた 僕は不安だったがお茶を飲んでしまった…。
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