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「肉ゴボウうどん好きなんですか?」
「んっ?まぁ嫌いじゃないかな何で?」
「いえ、僕もいろいろメニュー眺めるけど結局肉ゴボウうどんにしちゃうんですよね」
僕とリュウトは微笑みあう、大好きではないけど嫌いじゃないそんなメニューありますよね。
「ルナさん可愛いのに30過ぎてるんだ…ちょっと驚いたな」
「へっ…ちょっ……何見てるんですか!!」
なおしたつもりだったのだがオキタさんに見せたまま免許証をテーブルに置いていたようでリュウトがじっと眺めている。
「ゴールドとはさすがだね、今度君の車に乗せてくれる?」
「機会があればそのうち」
リュウトの手から免許証を奪還しタバコケースへとしまう。
「決めた…夕食もルナさんと一緒にしよう」
「はぃ?」
「ダメかな?ルナと食べたいんだ」
「……あの、ダメじゃないけどこのあと用事もあるし、初対面の人とその」
切れ長のリュウトの瞳に見つめられるとなぜか僕は断れなかった、ルナなんて男性に呼び捨てにされた事ないからかな。
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