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どーも
神に殺された時雨 類でーす
え?なんで知ってるかって?
……秘密…って言うのは嘘で、僕の目の前に土下座している神様がいるからだよ
小説とか読んでたらわかるよねぇ
よくある王道ファンタジーだし
だから僕もわかっちゃうわけ…読んでたから
話はここまでにして少しの間土下座で放置していた神様に話しかけないとね
可哀想だし(フフッ)
思わず笑ってしまったが気にせず話しかける
類「ねぇ神様」
神「……はい」
声をかけるとゆっくりと涙で濡れた顔をあげる
あーあ…せっかくイケメンなのに…もったいないね
類「僕、なんでここにいるの?」
神「実はですね…僕があなたを殺してしまいまして…お詫びに異世界に転生してもらおうかと…」
……
類「しないよ?」
神「……え?」
類「だから転生しないよ?」
神「…………え?…どうして?転生するのに欲しい力をあげるよ?」
類「別にいらないし。興味ない」
異世界に転生しても暇そうだしね
神「どうしても?」
類「別に、どっちでもいいよ」
楽しかったら何でもいいけどもしかしたら異世界が楽しいかも知れないからね
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