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一瞬時が止まった。
全てのものの動きがなくなったのだ。
数秒後。
和之の口が自然に貴士の口から離れていく。
「あの、委員長・・・・・・」
貴士が呆然とその場に立ち尽くしている。
「置いてくぜ」
先に歩き始める和之。
貴士は少し考えていたが、和之を追いかけて廊下を曲がっていく。
1ヶ月後。
そこには和之と行動を共にする貴士の姿があった。
「貴士、行くぞ」
「はい、委員長」
廊下の窓から見える雲ひとつない青空を一瞥した貴士は、晴れやかな気持ちで和之についていく。
終
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