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*おまけ*
チュニカの付け加えの説明と共に出された飴をラフは見て感嘆したように呟いた。
「へぇ、偉く凝った飴だな」
「西の王国の名花とも謂われている花だそうですねー」
先に、チュニカに受けた説明をそのまま少しばかり得意げに話すちる。
「……そうだったか?」
「そうですよ」
ガシガシと後頭部を掻きながら、気まずそうにポツリ、とこぼした呟きだったが、しっかりと拾われ肯定をチュニカに返された。
「このお花、花びらが大きいの」
「かわいらしいですよねー」
ルミナは、大きく開いた花弁を示した。それに、うなずいて可愛いと口にするちる。どうやら、ちるはこの繊細な飴細工を甚く気に入ったようである。
ルミナとちるが飴のここが可愛いや、食べるのがもったいないなどはしゃぎながら話しているのをチュニカとラフ、優しく見守っていた。
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