第3章 プロの仕事

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第3章 プロの仕事

「覚えていないだって?」 バッカスは ギリシャ神話の酒の神というけれど――。 にこやかに迎えられたのも 束の間。 「カメラ止めて――」 青い顔した悠月さんが言い出した。 乱れた髪。 ボタンをかけ違えたパジャマ。 見るからに分かる。 完全な二日酔い――。
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