第3章 プロの仕事

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と――後ろから。 「僕もいいと思うよ。視聴者は新し物好きだから」 ぽつりと賛成の声が上がる。 見れば ようやくゲーム機から顔を上げたココさん。 眼鏡を外すと。 昨夜と同じ――。 (うわ、このギャップ……) 見つめられるだけでドキッとするような 艶っぽいキラー・スマイルを浮かべて。 気のせいだろうか。 一瞬だけ――。 僕に優しく微笑みかけた。
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