第1章

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           two    その週の火曜日。  今日は午前中だけ大学で、午後からバイトだった。  色々考えちゃったら、日常に影響しそうって予想はその通りになった。授業には身が入らないし、バイト中には社員の人から二度も怒られた。  レジ打ちのミスで一回。  商品を落として破損して一回。  完全に仕事に身が入っていないから、普段同じミスをした時よりも厳しく注意された。  その後は、何とかミスをしなかった。何とかってより、運良くミスしなかった感じで、その日のバイトを終えた。  バイト終わりに携帯電話をチェックしたら、屯田林くんからメールが入ってる。 「何で、屯田林くんから?」  一応、連絡先の交換だけはしてたけど、彼からの連絡なんて一度だって来た事は無かった。  それが、何の前触れもなくメールが来てる。  そこで考えたのは、勇人から言われてメールしてきたって事。
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