無条件で楽しくなる歌

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「それじゃ、明日もこの時間くらいにここで歌ってると思うからその時でいい?」 メイが言う。 「一日で完成させろってか?」 「あ、流石に無理か」 「わかったよ。なんとか完成させて明日のこの時間にここに来るよ」 「さっすが。じゃ、期待しとくよ」 「任せて。それじゃあ」 僕は自宅へ向かった。 こんなにも晴れやかな気持ちになったのはいつ以来だろう。 音楽がこんなにも楽しいと思えたのはいつ以来だろう。
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