第1章

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真咲は 高校二年にしては すらりと伸びた高い背に スポーツしてる人特有のキレイに筋肉のついた身体 なんとか、っていう俳優に似た爽やかな面持ちに 色素の薄い瞳が 何処かの国とのハーフを思わせるような雰囲気を醸し出している。 だから、女の子にモテないはずなんて絶対ないはずなのに 真咲は彼女を作らないということで有名だった。 なぜかは、幼なじみの私も知らない。 この学年だけでも、かなりの女子がフられたと噂になっていた。 あまりにも女の子に興味を示さない真咲は、あっち系じゃないかとまた別の噂もたっていた。 後者の噂を信じて泣き出す子すらいたほど… その噂が立ったときは私は腹筋が壊れるんじゃないかと思うほどのたうち回り笑った。 だって真咲は完璧なストレート。 真咲の部屋で、えっちな本を見つけたことは本人にも内緒なんだけど。
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