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ふと、目が覚めた。
どうして、久美が由香さんの事を知っていたのか・・・？
目まいがする、もう少し横になった。
しばらく寝ていたのだろう。
美優は、熱さで目が覚めた。
「熱い」
水を飲みに行こうと思ったが、動かない、声も出ない。
金縛り？
カチャ、カチャ、カチャカチャ・・・
キーボードを叩く音が、
「だれ、だれなの・・・」
声にならない声で言った。
パソコンの前で、天使の人形がキーボードを叩いていた。
「なんで、人形が・・・」
振り返った
振り返った顔は、悪魔だった。
火が部屋中を包んだ。
「た・す・け・て・・・」
美優は炎に包まれた。
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