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真夜中。
「うっ、熱い。熱い」
熱さで目が覚めた。
涼しい高原に行っていたせいと思って、目が覚めた。
水を飲みに行こうと起き上り、ふと窓に目が、外が騒がしい。
カーテンを開け外を見ると。
「火事! 火事だわ!」
消防車のサイレンが町内に響く。
火柱が時折見える。
煙が上がっている。
美優の家から距離は離れているが、火の勢いは察する事が出来る火災であった。
三十分位で鎮火した様子で、煙しか見えなくなった。
安心した美優は、ベッドに入った。
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