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橋本は真宏の口をハンカチで塞ぐと佐々木と夏目を誘い3人で乱暴した。
『ううう…ん…』
真宏は涙を流しながら顔をそむけ目を閉じた。
佐々木と夏目は満足をしベットからおりた。
橋本は真宏を乱暴しながら『邪魔な奴が現れたからな…あんたを手に入れるには今日しかなかった』と言って橋本は真宏の両手を縛っている紐をはずし口を塞いでいるハンカチを取り体を起こすと激しく抱いた。
真宏は気を失い倒れた。
それからしばらくして橋本の家にインターホンが何度も鳴った。
『先に浴びて良いぞ』
佐々木と夏目に言うと橋本は寝室を出て玄関に行った。
『どちら様ですか…』
ドアを開いた橋本は憐光に突き飛ばされ中に入られた。
『斉藤さんいるんだろ、あんたらが連れ去ったのはわかってるんだ』
『おい!待てよ』
橋本は寝室に向かう憐光の腕を掴んだ。
『離せ!』
憐光は橋本を突き飛ばし寝室のドアを開くとベットに裸で眠っている真宏を見て驚いた。
『斉藤さん』
憐光はベットに近づき真宏を抱きかかえると黙って橋本の家を出て憐光の家に帰った。
憐光は寝室に行きベットに真宏を仰向けでおろすと布団をかけた。
そして憐光はタンスの中から服とズボンを出しベットに置くと、紙に目が覚めたら着てくださいと書き服の上に置き寝室を出て行った。
それから3時間後、目を覚ました真宏はゆっくりと体を起こしまわりを見渡した。
『ここは…』
真宏は服の上に置いてある紙を掴み読んだ。
『目が覚めたら服とズボンを着てください…杉田憐光…杉田?』
真宏は布団をたたみベットからおりると服を着てズボンをはいた。
その頃、憐光はソファーで眠っていた。
真宏は紙にお礼を書くとその紙を持って寝室を出てテーブルに置き自分の部屋に戻っていった。
ー橋本の部屋ー
浴室から出てきた佐々木と夏目はベットに座って頭を抱えている橋本に近づいた。
『何かあったのか』
『真宏さんはどこだ』
夏目は頭を抱えている橋本の肩に触れた。
『あいつが来て連れていったよ』
橋本はベットに仰向けで倒れた。
『明日仕事だから部屋に帰るな』
『俺も帰るわ』
佐々木と夏目はそれぞれの部屋に帰っていった。
ー次の日の朝7時、真宏の部屋ー
真宏はベットにうつ伏せで倒れて目を閉じた。
しばらくして家の電話が鳴った。
何度も鳴り続ける電話の音に真宏は体を起こし電話に近づくと受話器を取りかかった。
そして真宏は相手の声を聞き『おばさん』と言った。
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