第1章

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私たちはそれから ほぼ毎日、 夕方の岩場で話をした。 海の事。 月の事。 星の事。 お互い事。 時にはエリクが居ない時があった。 そんな時、 なぜだか残念で悲しくなった。 それが何の感情なんだか 分からなかった。 あの日が来るまでは。
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