第1章
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言った言葉に後悔はなかった。 ただ信じていた。 心臓が音を大きくたてる。 エリクはゆっくりとこちらを振り向いた。 いつものテンポで エリクは口を開いた。 「……アン」 私は何も答えられなかった。 なんて返せばいいか分からなかった。 怖かった……。 初めて怖いって思った。
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