第1章

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「ごめんね…… ごめんね……? 私……人魚なの……ごめんね 私……人間じゃないの…… ごめんね……ごめん……」 エリクは立ち上がり こちらに近付くと 私を抱き締めた。 「謝らないで。 すごく綺麗だよ、アン。 だから泣かないで……」 「怖く……ないの……? 驚かないの……?」 「全然!! 怖くないよ。 言ってくれてありがとう。 だから泣かないで」
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