第1章
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「人……?」 「うん、アンは人魚でも関係ない。人間と人魚なんて、もともと持ってるものは何も変わらないよ」 「そうだね」 2人は顔を見合わせ笑った。 空を見上げると今日も満月だった。 神様…… ありがとう。 私と彼を近付けてくれて。
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