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「それは……
その時まではそうでした……
でも教授は晒し者にしようとしてますよね!?」
「これは大発見なのよ!?
誰も信じてはこなかった人魚の伝説が実在してたなんて!
エリク、もう一度、彼女を読んでちょうだい」
エリクは拳を握りしめた。
「嫌です。それはできません。
3年間共に研究してきた教授を信じて、今回の事も自分の胸に秘めとくって条件で教えましたよね?」
「だって、こんな事ありえないじゃない!!本当に人魚が居るのよ!?
しかもその人魚はエリクと友達になってるなんて、ありえないじゃない!!
貴方の話は最初は信じてなかったのよ。そんな非現実な事がありえるのかってね」
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