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?「ウワァァ!やめてくれえぇぇぇぇ!!」
ズシャアアアア!!!
?「ヒイッ!来るな、く、来るなああああ」
グシャァ!バキ、ボキボキ、バキ
そこはもう目を覆いたくなるような、血みどろの地獄絵図だった。
四肢を切断された者。
頭を潰された者。
彼らもはや、人間の原形を留めていなかった。
彼らをそんな姿に変えたのは……
?「グオオオアアアアア!!!」
?「ギャオオオオオオオ!!!」
そのような、獣の如く雄叫びあげる者達だった。
彼らは、幻霊獣と呼ばれる異なる次元より現れし、魔物である。
彼らは時として、異次元を越えて現れ、
このようにして人々を捕食しに来る。
その時だった。
?「クソ、どうやら遅かったか。」
白いローブを来た、1人の少年がどこからともなく現れた。
少年「ひとまず、こいつらをどうにかしねえとな。魔装器招来!!」
少年がそう言った時、少年の右手に一振りの聖なる炎を纏う刀が現れた。
少年「さて、敵討ちだ。」
少年「聖炎一刀流、三ノ型【飛燕牙狼】」
次の瞬間、閃く斬閃によって、幻霊獣達は一瞬にして切り刻まれ、絶命した。
少年「任務完了。転移!」
その後、その少年は息絶えた者達に合掌し、その場から消え去った。
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