1話

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かごめかごめに参加した人は 俺(弘明)、直樹、文屋、美奈子、尚美、花梨 俊、香奈葉、健太郎、優雅 の十人だ。 「始めに俺が真ん中になる!!」 文屋が手を挙げてアピールする。 「はいはい....」 「....真ん中の人って何て言うんだろうね」 「籠の中の鳥は~って言うんだし鳥じゃね?」 「とりあえずやろうぜ!」 そして俺たちはかごめかごめをやり始めた。 かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ? 文屋の後ろに来たのは、優雅だった。 「我にヒントを与えよ....」 「な、何そのいい方....」 ヒントか....優雅の特徴は....髪がストレートで綺麗だな。あとは目が大きいな、あとはスカートが似合いそうだけど本人は着たがらない.... 「髪が黒い」 「女子」 「可愛いよ」 優雅の顔が赤くなる。 「可愛い女の子か....うーん....今のメンバーだと....優雅とかか?」 優雅の顔がさらに赤くなる。 「文屋....お前フフ…てか正解だよ」 今にも吹き出しそうな健太郎が文屋に告げる。 「ま、まじかよ」 文屋も顔を赤くしながら後ろを振り返る。 「優雅....」 「文屋くん....ありがとう」 まさか文屋って優雅のこと....まさかな 「はいはい....そこ、イチャイチャしないで優雅、次は貴方が真ん中よ」 不機嫌そうな香奈葉が言った。
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