第ニ章

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2時間の暴君将軍を身終えると、後は歯を磨いて就寝。 「んじゃ寝るぞ?」 「ん」 明かりを消す主様に、ワシは両腕を広げて布団に潜り込む。 「…あのなぁ、俺は抱き枕じゃないぞ?」 「抱き枕ではない、くっしょんじゃ」 「意味合いは一緒だろうが!…ったく、仕方ない」 寝る時は、毎夜主様にしがみ付いて寝る。 一番落ち着き、一番眠れるからの。 「おやすみ。銀杏」 「おやすみ、主様…」 .
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