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2時間の暴君将軍を身終えると、後は歯を磨いて就寝。
「んじゃ寝るぞ?」
「ん」
明かりを消す主様に、ワシは両腕を広げて布団に潜り込む。
「…あのなぁ、俺は抱き枕じゃないぞ?」
「抱き枕ではない、くっしょんじゃ」
「意味合いは一緒だろうが!…ったく、仕方ない」
寝る時は、毎夜主様にしがみ付いて寝る。
一番落ち着き、一番眠れるからの。
「おやすみ。銀杏」
「おやすみ、主様…」
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