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「異変を起こしてほしいですか?」
「そうらしい」
紫が銀月に頼んだのは異変を起こしてほしいとの事だった。
異変と言うのは幻想郷で起こった怪事件怪現象のことだ。
「あの、理由を聞いても?」
「勿論理由は話すわよ」
「まず、今の博麗の巫女の名前が博麗霊夢と言うの。それで彼女は面倒事が嫌いで修行をしないのよ。更にここ最近何も無いからだらけているのよ」
「つまり、異変を起こして今代の博麗の巫女のやる気を出させてほしいと」
「そう言う事」
紫の説明を簡単に纏める雪。紫はそれを肯定する。
「紫、使っても良い土地ってあるか?」
「ん?どうして?」
「そこに家を創る。で、そこを拠点に異変を起こす」
「え!ここに住まないのか!」
銀月の言葉に肩を落とす藍。それに対して銀月は出来るだけ来られる様にするからと慰めていた。
「それじゃあ調度良い場所があるわ。行ってみる?」
「じゃあ行くか」
再び紫のスキルに入っていった銀月達であった。
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