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ワイワイガヤガヤと騒いでいるのは銀月の屋敷の一室の大広間。
その一室には天狗や鬼、妖精や妖怪、妖獣、吸血鬼が酒や料理を堪能していた。
「あー、納得がいかないわ……何で負けたのに宴会が開かれてるのかしら…」
「良いじゃないか、旨い飯とか酒が沢山あるんだぜ?」
「そもそもこれはわざと起こした異変よ。霊夢が異変解決に失敗しても成功しても、どちらにせよ宴会はあったわよ」
「「!?」」
いきなりの紫の登場に驚く霊夢に魔理沙。
「ちょっと、紫。わざと起こしたってどういう事よ」
「言葉通りよ。最近の霊夢はだらけすぎだから親友に頼んだのよ」
「紫。あいつって何者なんだ?強すぎないか?」
魔理沙がそう紫に聞く。
「そうね……銀月は私よりもうんと年上で、幻想郷最強の妖獣よ」
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