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紫達が話している頃厨房では…
「回鍋肉出来たぞ!」
「天麩羅揚がりました」
物凄いスピードで次々に料理が出来ていた。厨房に立っているのは二人、雪と銀月であった。
「何これは凄すぎないかしら……」
「ですね…」
「はい……」
厨房の端では、咲夜、妖夢、早苗の従者達がその光景を目の当たりにしていた。
狐火を使い、火力は銀月の能力を使って変化させて、材料が無くなってきたら雪の能力で増やす。そして料理が出来たら屋敷に住んでいる狐が人形に化けて運んでいた。
銀月と雪の動くスピードは速すぎて、残像が出来てしまう程のスピードだった。
「銀月に雪、もう料理は十分らしい。一緒に飲むぞ」
厨房の入口から入ってきたのは藍だった。
「お、そうか。なら今作っているのを最後にするか」
「ですね」
二人は手際よく料理を作り終えてその料理を盛った皿を持って、大広間に全員で移動した。
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