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「あの、銀月様」
「ん?どうした?」
森の中をフラフラと歩いていると雪が銀月に声をかける。
「尻尾はどうしますか?それと結構妖気を垂れ流しにしているので……」
「そうだね。尻尾は一本にしておこうか。妖気も押さえておこう」
「はい」
次の瞬間には二人の尻尾は一本になっており、垂れ流しだった妖気も殆ど感じられなくなった。
「それで、何処に行っているのですか?」
「さっき能力を使って調べたんだけれども、色々と俺達が出ていった後に出来たらしいんだ。だからその場所を巡っていこうと思ってる」
「では、最初に向かう場所は?」
「守矢神社だ」
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