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「まず始めに五百年何をしていましたか?」
「そうだな……ずっと外で修行をしたり、日本の動きを見ていた」
「外は今どんな感じになっていますかね?」
「早苗に聞けば良いんじゃないか?まぁ、いいか。昔は木造の建築物が多かったが、今はコンクリート……まあ、石の様なもので造られた大きな建物がかなり多いな」
「ほうほう」
文は黙々とメモをとっている。それを見ながら銀月は持っていたお猪口をクイッと傾ける。
「他にも交通手段が進歩していたな。馬で移動したり、馬車とかはもう殆ど無いんじゃないか?」
「そ、そんなことになっていたんですね」
文は驚愕の顔になりながらもメモをとり続ける。
インタビューは続いていった。
「では最後の質問です」
幾つかの質問に答えるとどうやら最後の質問の様だった。
「雪月亭は再開するのでしょうか?」
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